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冬になるとお湯切れしやすい理由、知っていますか?

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冬になると、「お風呂のお湯がぬるく感じる」「シャワーの途中でお湯が出なくなった」といった経験はありませんか。
特に寒い時期は、エコキュートでもお湯切れが起こりやすくなる季節です。
エコキュートは、外気の熱を利用してお湯をつくる仕組みのため、季節によってお湯を沸かす効率や使用感に違いが出てきます。冬場はその影響を受けやすく、使い方によっては「いつもよりお湯が足りない」と感じることもあります。
そこで今回は、冬にお湯切れが起こりやすくなる原因と、ご家庭でできる効果的な対策について、分かりやすく解説していきます。

冬は自然とお湯の使用量が増える季節

お湯切れの最大の原因は、「使う量が増える」こと。冬は気温が低く、体も冷えているため、どうしてもお湯をたっぷり使いがちです。
たとえば、夏場は38〜40℃程度で満足していたお風呂の温度も、冬になると42〜43℃に設定することが多くなります。わずか数℃の差でも必要な熱エネルギーは大きく変わり、エコキュートにかかる負担が増えています。

冬場はお湯が冷めやすいため、「追いだき」や「足し湯」をする回数も増えます。ご家族で時間を空けることなく順番に入ったとしても、最初の人と最後の人では湯温が大きく違うでしょう。そのたびに足し湯が必要になり、結果的にタンク内のお湯を大量消費してしまうのです。
冬のご家庭では、お風呂以外のあらゆる場面でお湯の消費量が増えているのです。

外気温が下がると“お湯をつくる力”も弱まる

もうひとつの大きな理由は、「エコキュートの効率が低下する」ことにあります。エコキュートは、空気中の熱を利用してお湯をつくる“ヒートポンプ方式”を採用しています。

電気ヒーターのように電力だけで加熱するのではなく、空気の熱エネルギーを取り込んでお湯をつくるため、非常に省エネで環境にも優しい仕組みとなっているものの、ヒートポンプの能力は外気温に左右されるという特性があります。冬のように外気が冷たくなると、空気中に含まれる熱エネルギーが少なくなるため、お湯を沸かす効率が下がるのです。

たとえば、外気温が20℃のときは短時間で十分なお湯をつくれたとしても、5℃以下になると効率は大幅に低下し、同じ電力を使っても「お湯をつくるスピード」が遅くなってしまうのです。

冬は、「お湯を使う量が増える」うえに「つくる能力が下がる」というダブルパンチの環境下になっています。このバランスが崩れることで、お湯切れが発生しやすくなってしまいます。

冬のお湯切れを防ぐ3つのポイント

「仕方がない」と諦める前に、家庭でできる対策を見直してみましょう。少しの工夫で、お湯切れを大幅に減らすことができます。

  1. 使用湯量を見直す
    お湯の使い方を意識的に減らしてみましょう。
    浴槽の大きさにもよりますが、お風呂の湯量を1cm減らすだけで約10Lの節約になります。湯量をほんの少し減らしても、快適さはほとんど変わりません。気にならないのであれば、今日からすぐに取り入れられる方法です。
    シャワーを出しっぱなしにしないだけでも、かなりの節約になります。台所では、洗い物をためてまとめて洗う、ぬるま湯をうまく活用するなど、ちょっとした心がけが大きな効果を生みます。
  2. 昼間の「沸き増し機能」を活用する
    多くのご家庭では、電気の安い夜間時間帯にお湯を沸かすよう設定されているものの、冬場はそれだけでは足りないことがあります。そんなときに便利なのが「昼間の沸き増し機能」です。
    昼間に追加でお湯を沸かしておくことで、夜の入浴時にお湯が不足するリスクを防げます。
    昼間の電気代はやや高くなるかもしれませんが、「お湯が出ない」不快感や慌てるストレスを考えれば、十分に価値のある方法です。
  3. 季節ごとに「自動学習機能」を調整する
    最近のエコキュートには、過去の使用状況をもとに最適な湯量を自動的に調整してくれる「学習機能」が搭載されている機種も多くあります。
    注意する点は“季節の変わり目”です。
    夏のデータをそのまま冬まで引き継ぐと、急に寒くなった時期に湯量が不足するケースがあります。

季節が変わるタイミングでは、手動で「多めに沸き上げる」設定にしておくと安心です。設定方法はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書を確認してみましょう。

まとめ:冬の快適なお湯使いは“準備”で決まる

冬にお湯切れが起こりやすい主な原因は2つあります。

  1. お湯の使用量が増える
  2. 外気温の低下でヒートポンプの効率が下がる

この2つの原因が重なることで、ひと言でいうと、「タンクの貯湯が追いつかなくなる」のです。

対策は難しくはなく、「湯量の見直し」、「昼間の沸き増し機能」や「自動学習機能」設定を上手に活用するだけで、寒い季節でも快適にお湯を使い続けることができます。

寒さが厳しくなる前に、エコキュートの設定をチェックしておきましょう。準備を整えておけば、冬のお湯使いも安心できるはずです。

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